天から季節毎の涼やかな風を感じ、
人々に風通し良く、
誰とでも気兼ねなくお越しいただきたい。
そんな思いから “天涼庵”と名付けました。
寛永8(1631年)幕府に初めて御箪笥奉行がおかれ、
所属役人が屋敷を設け町人を置くようになり御箪笥町となりました。
『箪笥』とは江戸時代の武器の総称のことです。
幕府の武器を管理した役職を「御箪笥奉行」
武器類を扱う者たちを「箪笥方」
住んでいた場所を「御箪笥町」と呼んでいました。
明治維新直後、御箪笥町の「御」が除かれ箪笥町となり、
明治2(1869年)に麻布谷町に合併、
その後分離独立し『麻布箪笥町』となりました。
時を経て港区六本木三丁目となり、様々な開発の後、
6ヘクタールの大街区「泉ガーデン」と生まれ変わりました。